Sunday, August 29, 2010

都、首都直下地震を想定し訓練 約4500人が参加

首都直下地震を想定し、東京都は29日、文京区などの会場で職員や警察官、自衛隊員ら約4500人が参加する総合防災訓練を行った。
 訓練は午前9時、東京湾北部を震源とする震度6以上の地震で、都内の交通網が寸断されたとのシナリオでスタート。
 文京区の白山通りでは多重衝突でトラックやバスが横転、電柱などが倒れた被災現場がセットされ、東京消防庁のレスキュー隊員らが“負傷者”を車内から救出。近くの都立高校では多数の死傷者が搬送されたとの設定で、自衛隊の医療活動や警視庁による身元確認、検視の訓練も実施する。
 都は2007年まで9月1日の「防災の日」を訓練日にしてきたが、多くの市民に見学してもらうため、08年から直前の日曜日に前倒しして総合防災訓練を行っている。(山陽)

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