マックのおまけ規制を検討 米市
米メディアによると、米サンフランシスコ市は13日までに、ファストフード店などが高カロリーの子ども向けメニューにおもちゃのおまけを付けることを禁じる条例を制定する検討を始めた。
米国で深刻化している子どもの肥満を減らすことが目的。同市に隣接するサンタクララ郡も同様の規制を今年、米国で初めて導入しており、さらに広がるか注目される。
条例案は、600キロカロリーを超えるセットメニューで野菜や果物がつかない場合、おもちゃ付きの販売を禁止する。
米国では子どもの3人に1人が肥満か太り気味とされ、対策が求められている。高カロリーの子ども向けファストフードの消費増加が一因と考えられており、米紙USAトゥデーによるとおもちゃのおまけがこうしたメニューに子どもを引きつける要因になっている。
おもちゃ付きメニューは全米で年間10億人分以上販売されているといい、条例が成立すればマクドナルドをはじめとするファストフード店には打撃。このため同市のレストラン協会は反対している。(山陽) Tweet
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