HIV誤通知の男性名乗り出る
名古屋市がエイズウイルス(HIV)抗体検査を受けた男性に誤って結果を陽性と伝えていた問題で、市は25日、男性から連絡を受け、正しい陰性の結果を伝えたと発表した。
市は報道機関などを通じて名乗り出るよう呼び掛けていたが、男性から24日夕、「報道を見た」と電話があった。中保健所(同市中区)で、誤通知した医師と保健所職員が経緯を説明し、謝罪した。男性はほっとした様子だったという。
男性は15日に血液検査を受け、中保健所で22日に別の人の結果を渡された。職員が受検番号の数字を読み間違えたのが原因。男性が立ち去った直後に誤通知に気付いたが、匿名検査のため連絡先が分からなかった。
市の山田育弘健康増進課長は「早く名乗り出ていただいてよかった。再度このようなことがないよう注意していく」と話した。(山陽) Tweet

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