医療従事者を介し拡大か、帝京大病院の院内感染
帝京大病院(東京都板橋区)で発生した多剤耐性アシネトバクターの院内感染について、外部有識者による委員会は8日、「強い関連を示す特定の医療行為はなかったが、保菌者から医療従事者の手や指などを介して、感染を受けやすく発症しやすい人に広がったとみられる」との調査結果をまとめた。
記者会見した委員長の岡部信彦国立感染症研究所センター長は「病院全体として多剤耐性アシネトバクターについての知識の普及や、情報を共有するシステムが十分ではなく、対応が遅れた」と指摘した。3月中に報告書をまとめ、東京都に提出する方針。
委員会は、2009年8月から昨年9月までに菌が検出された入院患者ら58人を調査。菌のほとんどは「ST92」と呼ばれる海外由来の株と判明。最初に菌が見つかった患者には海外渡航歴がなく、国内に定着したST92が同病院の中で広がったとみられるという。(山陽) Tweet
0 Comments:
Post a Comment
<< Home