Sunday, March 06, 2011

宝塚市でワクチン接種の被害調査、幼児死亡で

兵庫県宝塚市は6日、同市で小児用肺炎球菌ワクチンなどの接種を受けた2歳の男児が死亡したことを受けて、市長や医師らが今後の対応について話し合う「予防接種健康被害調査委員会」を開いた。
 市によると、委員会では同市の死亡例の他、肺炎球菌ワクチン「プレベナー」などの接種後に相次いで死亡した川崎市(3カ月の女児)、兵庫県西宮市(1歳の女児)、京都市(6カ月の女児)の事例を説明。7日夕にも市が厚生労働省に提出する要望書の内容についても話し合われた。
 要望書では、(1)ワクチンによる副反応事例の洗い出し(2)海外における死亡例の情報収集(3)会議の公開―などを申し入れる予定。
 中川智子市長は「二度とこのようなことが起きてはならない。再開に関しては慎重であってほしいし、被害に遭ったお子さんの救済も要望していく」と話した。(山陽)

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