Tuesday, April 12, 2011

会津の牛乳、出荷再開…酪農家ほっとした表情

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で、出荷できない状態になっていた福島県会津地方の加工前牛乳の出荷が11日朝、再開された。
 酪農家は「ようやく消費者のもとに届けられる」とほっとした表情を見せた。
 福島県産の加工前牛乳は、3月21日に県内全域で出荷制限され、このうち喜多方市など計7市町だけが今月8日に解除された。
 会津美里町荻窪の福田正幸さん(42)方の牛舎では、この日午前7時から約50頭の乳牛の搾乳を開始し、約1・5トンを会津坂下町の乳製品加工メーカーに出荷した。これまでは毎日1トン近くを廃棄。廃棄する量を減らすため、餌を半分以下に減らしていたという。
 福田さんは「会津地方の牛乳は大丈夫。まだ出荷制限を受けているほかの農家の分まで頑張りたい」と話していた(読売)

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