胃食道逆流症 薬や手術で胸焼け改善
胃の内容物が食道に逆流して胸焼けなどを引き起こす「胃食道逆流症」(GERD=ガード)の患者が増加している。服薬や手術療法が確立されており、多くの場合、症状を改善できる。「食道と胃の境目にある括約(かつやく)筋の働きで、胃酸が食道に逆流するのを防いでいるが、これが正常に働かないと、胃の内容物が逆流してしまう」。東京医科歯科大大学院の河野辰幸教授(食道・胃外科)はこう説明する。 主な症状は胸焼けだ。 食後すぐに横になる習慣も「消化のために胃酸が多く分泌されているほか、胃の内容物が多いため、逆流したものが食道にとどまりやすい」(河野教授)。食道にただれや潰瘍が見つかる「びらん性食道炎」が典型的だが、症状はあるもののただれや潰瘍はない「非びらん性食道炎」も少なくない。(東京) Tweet

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