Friday, December 31, 2010

脳死、若い人や高学歴は肯定的、移植で国際比較

日本は欧米諸国に比べ、脳死が人の死の妥当な診断基準だと思う人や、臓器移植を積極的に評価する人は少ないが、若い人や高学歴の人では肯定的な傾向との意識調査結果を、国立保健医療科学院(埼玉県和光市)のグループが29日までにまとめた。
 2005~10年に日本、ドイツ、フランス、英国、米国で、それぞれ約千人に電話で調査した。こうした国際比較は珍しいという。日本の調査は改正臓器移植法が成立した後の09年秋。
 脳死が死の診断基準として「妥当」との回答は、欧米4カ国では60~71%、日本は43%。日本では「脳死がどのようなものか分からない」が29%と比較的多かった。(山陽)

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