新型インフル大流行の定義で議論
世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)は29日、国連欧州本部で記者会見し、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の定義の在り方などを議論する外部有識者による委員会を設置することを明らかにした。
委員会は加盟各国の公衆衛生専門家や科学者ら29人で構成。4月12~14日に初会合を開き、中間報告を5月のWHO総会に、最終報告を来年5月の同総会に、それぞれ提出する。
昨年6月にWHOが大流行を宣言した新型インフルエンザをめぐっては、多くの患者の症状が比較的軽かったため、地理的な感染拡大だけで判断するWHOの現行定義には「いたずらに混乱を招く」などの批判が上がっていた。(山陽) Tweet

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