冷却パッドでアレルギー
厚生労働省は24日、福井県越前市の寝装品製造会社「オーシン」の「冷却ジェルパッド朝までクール」を使った人に、皮膚の腫れやかゆみなどのアレルギー症状が出る事故があったと発表した。
製品は、布団のシーツや枕カバーの下に敷く冷却パッドで、中のジェルが体の熱を吸収する。昨年7~8月にかけ兵庫県の女性2人が症状を訴え、同社は製造や販売を中止した。ジェルに含まれる防腐剤の成分が染みだし、皮膚についたのが原因とみられるという。
店頭などの在庫は回収済みだが、厚労省は購入した人に対し、シーツやカバーを掛けて使用し、腫れやかゆみが出た場合は使用をやめて皮膚科医を受診するよう求めている。製品は2007年以降、約63万5千枚が販売された。(山陽) Tweet

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