口蹄疫で人気の高千穂牧場が休止
口蹄疫問題を受け、宮崎県都城市の人気観光施設「高千穂牧場」が、防疫強化のため14日から観光客の受け入れを休止した。再開日は未定。
同牧場の親会社によると、4月に県内で口蹄疫が発生した後も、飼育部門を立ち入り禁止にした上で観光客の受け入れを続けてきたが、今月9日に都城市内の農場に被害が飛び火したのを受け、休止を決めた。
宮崎市や鹿児島市にあるアンテナショップは通常通り営業を続け、乳製品などの通信販売も注文を受け付ける。同牧場には牛約100頭、羊約30頭のほか馬やヤギなどがおり、2008年度には約52万人が訪れた。
また、都城市内の高齢者向け施設「長寿館」も14日から休館となった。長寿館は、都城市で長く生活し、1992年に114歳で亡くなった白浜ワカさんを記念して建てられた。月に延べ1300人のお年寄りが訪れ、ミニバレーや食事会を楽しんでいるが、この日は訪れる人もなく、ひっそりと静まり返っていた。都城市では、スポーツ施設の休館や公園の閉鎖も目立っている。(山陽) Tweet

0 Comments:
Post a Comment
<< Home