Tuesday, May 18, 2010

久米島沿岸にサンゴ大群落 WWF、国内最大規模か

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは18日、沖縄本島の西約100キロの久米島南東部沿岸に、サンゴの大群落が広がっているのを確認したと発表した。
 水深15~35メートルの海底に、少なくとも幅約200メートル、長さ約300メートルの範囲に分布しているという。
 南北約300メートル、東西約150メートルに分布する大規模なサンゴ群落として知られる沖縄県石垣市の白保のアオサンゴ群落に匹敵する規模で、環境省は、国内最大規模の可能性もあるとしている。
 WWFジャパンによると、沖縄のサンゴは、川から海に流れ出た赤土による汚染や、サンゴを食べるオニヒトデの発生などで、面積の減少が問題になっている。またこれまでは浅い部分が多かったが、今回は比較的深い場所で見つかった。
 調査に参加した琉球大の藤田喜久非常勤講師は「サンゴが減っていると言われる中で大規模な群落の発見は意義深い」と話している。(共同)

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