Saturday, November 21, 2009

薬の誤りが置きやすい時間帯

「事件が起きた。イチカワ(市川)警察署に行け!」。千葉県で新聞記者になったばかりの私は、先輩記者に指示され、すぐに車に飛び乗りました。約20年前のことです。 様々な仕事を抱え、ぼんやりしていた私は、なぜか40キロも離れたイチハラ(市原)警察署に行ってしまいました。後で先輩に厳しくしかられました。忙しいと思わぬ失敗をしてしまいがち。それは薬剤師さんも同じようです。 財団法人「日本医療機能評価機構」は今年9月、薬局から、ヒヤリとしたりハッとしたりした「誤り」を報告してもらい、結果を初めて公表しました。「指定の薬と違う薬を患者に渡した」「薬の数量を間違った」などの事例が起きた最大の要因は、勤務が忙しかったからだそうです。 誤りが起きやすいのは、月曜日と金曜日、時間帯は午前10時~12時でした。やはり患者が混雑する曜日や時間が危険ですね。そんな時に薬をもらう人は間違いがないか、見直しましょう。(医療情報部 坂上博)(ヨミドクターから)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home