Tuesday, September 01, 2009

カルトネーロ

アルゼンチンには未だに分別廃棄のシステムがないが、実は、ダンボール、ガラスびん、木材、金属などに関しては最終的には「分別収集」されている。貧困層の間に「カルトネーロ(訳すると「ダンボール屋」)」という職業があり、夜間に都市のゴミ置き場をリヤカーで回ってゴミをあさり、中から特定のものだけを拾い出して売りにいく。
この人たちは社会的になくてはならない存在で、カルトネーロからダンボールを買い上げる専門業者もいれば、ブエノスアイレスの周辺部のスラムに住むカルトネーロを都心に運ぶために毎日夕方に運行される、「Tren Blanco(白い列車)という」専用列車まで存在する。

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