Sunday, October 04, 2009

教頭、夫と大麻密輸容疑

学校法人「聖心女子学院」が経営する「聖心インターナショナルスクール」(東京都渋谷区)幼稚、初等科のアメリカ人女性教頭、シャーリー・レイン(59)と、夫で会社経営のトーマス・レイン(62)の両容疑者を大麻取締法違反(密輸)の疑いで逮捕したと発表した。
 シャーリー容疑者は同スクールで3~10歳の子供を教える両科の管理を任されていたという。
 同庁幹部によると、2人は9月22日、架空の名義人を差出人にして、アメリカから乾燥大麻約6グラムを、段ボール箱に入れた衣類の中に隠し、国際郵便で日本に郵送した疑い。成田空港で発見され、発覚した。同庁は先月30日にトーマス容疑者を逮捕。その後、港区内のシャーリー容疑者の自宅と同校の教頭室を同容疑で捜索したところ、自宅で微量の大麻を発見、押収した。
 トーマス容疑者は先月26日に居住先のアメリカから来日しており、郵送した大麻については「出国前に、フロリダで密売人から100ドルで買った」と供述。シャーリー容疑者も、「主人にマリフアナのようなものを送ってくれるよう頼んだ」と容疑を認めている。
 同学院などによると、同スクールは英語で教育を行う老舗のインターナショナルスクール。幼稚科から高等科まで約600人が在籍しており、シャーリー容疑者は昨年8月に赴任し、幼稚、初等の両科の管理を任されていた。
 2日夜に記者会見した同スクールのイボンヌ・ヘイズ校長は「子供たちの信頼も厚かったので、大変ショックを受けている。迷惑をかけて申し訳ない」などと話した。(読売)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home