Sunday, August 02, 2009

加圧トレーニング

加圧する場合と、そうでない場合の違いを体感するため、右腕の付け根にだけ専用のベルトを巻いてもらった。500グラムのペットボトル2本を両手に持ち、両腕をゆっくりと上下に動かす。最初は左右の腕に感覚の違いはない。
 ところが、数分後、ベルトを巻いた右腕の血管が浮き出てきた。だるさも感じる。左腕の感覚とは全然違う。「右腕は2、3キロ程度の重さに感じるはずです」と佐藤さん。初心者なら、1回5分、週1回程度の運動で、筋力アップが可能という。
腕や脚の付け根に巻いた専用のベルトによって、適度に血流を制限しながら運動している。そのため、脳が「激しい運動をした」と“錯覚”する結果、成長ホルモンなどの分泌が増え、筋肉の強化につながるという。これまでの研究で、加圧しない場合より成長ホルモンの血中濃度が高まることがわかっている。 ただし、手軽にできると思いきや、自己流で手足を縛るのは危険きわまりない。「過度な圧力を加えたり、長時間縛ったりすれば、血栓ができる恐れもある」

0 Comments:

Post a Comment

<< Home