Sunday, July 12, 2009

カンドンブレ(ブラジル)

ブラジルの北東部。バイーアの州都サン・サルヴァドール・デ・バイーア(以下サルヴァドール)の人口の2/3は、黒い肌をしている。アフリカ各地から、ブラジルにつれてこられた奴隷の子孫のほとんどが、バイーア州都であるこの街に住んでいるからだ。当然アフリカから伝わった伝統も未だに色濃く残っている。例えば、アンゴラ、コンゴなどアフリカ中央部からやってきたバントゥー系の文化を代表するのが「カポエラ(Capoeira)」という格闘技で、もう一つの主流派ヨルバ系の文化を代表するのが、キューバの「サンテリア」、ハイチの「ヴードゥー」と同系統の宗教「カンドンブレ(Candomble')」だ。

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