入院患者2割、薬で健康被害
全国3か所の総合病院で、約2割の入院患者に薬の健康被害が起きていたことが京都大などの調査でわかった。
個別の病院が院内で調査する例はあるが、3000人を超える大きな規模での詳しい実態調査は、国内で例がないという。研究チームは安全対策の徹底を改めて求めている。
聖路加国際病院(東京)、洛和会音羽病院(京都)、麻生飯塚病院(福岡)で2004年、診療科と集中治療病棟計18か所の入院患者3459人を対象に、カルテなどを調査した。
その結果、薬の健康被害は約2割にあたる726人に計1010件起きていたことが判明。このうち死亡した患者は14人、命にかかわる被害が46人、重症が272人だった。
薬の副作用が大半だが、処方の指示を間違えたり、対応が遅れたりなど、人為的な原因が関係した事例が141件(14%)あった。状況としては▽4種類以上の薬剤を投与▽担当医の経験が3年未満――などの事例で起きやすいこともわかった。研究成果は米専門誌電子版に28日発表した。(読売) Tweet
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