骨髄移植、42人の提供者で所定の検査せず
骨髄移植推進財団は4日、提供者の骨髄を採取する際、本人確認のために必要な所定の検査が、42人の提供者で実施されていなかったと発表した。
調査の結果、人違いはなかったが、同財団は「心よりおわびする」と謝罪した。
骨髄移植は、白血球の型(HLA)をもとに移植を受ける患者と提供者の組み合わせが決まる。提供者は登録時にHLA検査を受け、実際に骨髄を採取する前にも同様の検査を受ける。
同財団は2009年、採取前の検査の仕組みを変更したが、コンピューターシステムのプログラムを修正しなかった。そのため、コンピューターがこの42人は検査が終わったものと誤認していたという。このうち32人はすでに骨髄を提供し、患者に移植されている。(読売) Tweet

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