患者から多剤耐性緑膿菌
三重県立総合医療センター(同県四日市市)は16日、入院患者2人から多剤耐性緑膿菌を検出し、その後2人が敗血症などで死亡したと発表した。センターは「感染との因果関係は否定できない」として、院内感染防止措置を取るとともに、ほかの患者が感染していないか調べている。
センターによると、9月17日に肺炎で転院してきた高齢男性から、入院時の検査で多剤耐性緑膿菌を検出。男性は今月4日に肺炎で死亡した。
14日には別の高齢女性からも菌を検出し、女性は15日に敗血症で死亡した。
多剤耐性緑膿菌は抵抗力が落ちている人に接触などで感染。多くの抗生剤に耐性を持っており、治療が難しくなることがある。(山陽) Tweet

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