がんワクチンで「出血」
東京大医科学研究所が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験で、医科研付属病院に入院中の膵臓がん患者が大量の消化管出血を起こし、医科研は「重篤な有害事象」として出血の恐れのある他の患者を臨床試験の対象から外したにもかかわらず、ワクチンを提供する他の病院には知らせていなかったことが15日、わかった。
がんペプチドワクチンは、がん細胞に含まれるたんぱく質の断片(ペプチド)を患者に投与して免疫力を高め、がん細胞を攻撃する治療法。医科研は2006年から全国の大学病院などにワクチンを提供し、膵臓や胃、大腸などのがんを対象に臨床試験を行っていた。
膵臓がん患者の手術跡から出血があったのは08年12月。医科研は「出血はがんの進行で血管が詰まったのが原因と考えられるが、ワクチンとの因果関係を100%否定できない」として、出血の恐れのある患者を臨床試験の対象から外したが、この情報は他の大学病院には伝えられていなかった。(読売) Tweet
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